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柳生博さんと八ケ岳〈1〉マグロ土産に森づくり

2022年4月27日
息子たちとつくった自慢の森を紹介する柳生博さん=北杜市大泉町西井出の「八ケ岳俱楽部」(2018年11月、撮影・広瀬徹)

息子たちとつくった自慢の森を紹介する柳生博さん=北杜市大泉町西井出の「八ケ岳俱楽部」(2018年11月、撮影・広瀬徹)

 八ケ岳南麓に生活の拠点を置き、森に暮らす豊かさを全国に発信してきた俳優の柳生博さん。4月16日、85歳で死去した。柳生さんは山梨日日新聞の正月特集のため、2018年11月末、北杜市大泉町西井出のギャラリー・レストラン「八ケ岳俱楽部」で取材に応じ、ワインを片手に八ケ岳や山梨への思いを熱く語ってくれた。インタビューを6回に分け、あらためて紹介する。

 南東方向に富士山、南西方向に南アルプスの全景、東方向に秩父の山々が見えて、この後ろにどーんという赤岳、八ケ岳がある。1976年、どうしても欲しかったこの土地が手に入った。なぜここを気に入ったかというと、ここから上は全部県有地、国有地。そこに沢があって、へりの向こうは国有地。だから、この風景は変わらないだろうと。ここで、森づくりを始めた。

 ひどい森でしたからね。その当時は人工林で、ひたすら松林。後ろの県有林はひたすらカラマツ。要するに、お金のなる木が植えられた人工林だった。木を切ってもお金がもうからないとなると、みんな手を入れないわけです。手を入れるからこそ、日本の美しい人工林があるんですけど...