今回は言葉について考えたいと思います。ここ最近、サウナにまつわる仕事が続いており、その上でプライベートでもサウナに入っていると、頻繁に耳にするのが「ととのう」という言葉です。
「ととのう」とは、サウナと水風呂に繰り返し入り、椅子などに腰掛けた時に、収縮した血管から血液が体を駆け巡る極上の感覚のこと。そもそもこの言葉は漫画「サ道」の作者、タナカカツキ氏によって広く認知されるようになったそうですが、この「ととのう」という言葉が私を混乱させています。
私が「ととのう」という言葉から受ける印象は...
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